キントリ ドラマ 2017 4話 深い傷から抜け出せない犯行だった感想
5月11日木曜ドラマ「緊急取調室」第4話が放送されました。第4話では、11年ぶりに天海祐希さんと共演する矢田亜希子さんが被害者の教師・沢田愛役を演じました。沢田は母親が犯罪者だという深い傷をずっと背負って生きてきて今回の犯行が行われてしまいました。相手に合わせて取り調べ方法を選んでいくキントリはさすがでした。
深い傷から抜け出せない教師の犯行だった第4話感想
木曜ドラマ「緊急取調室」が、
2017年5月11日（木）に放送されました。
2014年に第1シーズンが放送され、
大人気の「緊急事案対応取調班（キントリ）」が
第2弾として戻ってきました。
第2シーズンのテーマは、
「普通の人間が一番怖い」だそうです。
第4話のゲストは矢田亜希子さんが出演しました。
天海祐希さんとはドラマ「トップキャスター」以来、
11年ぶりの共演でとても懐かしさを覚えました。
「トップキャスター」では、
隣に座り友情が築かれていきましたが、
「キントリ」では聴取をする側とされる側で、
ピリピリとした関係でしたね。
授業中に春日俊介（平岡拓真）が突然倒れて意識不明になります。
原因は青酸ソーダを服用したことでした。
誰も服用することを見ていないことで自殺の可能性を探りますが、
家族は自殺するはずはないと話します。
生徒全員に事情聴取をしたいと真壁有希子（天海祐希）が提案すると
担任の沢本愛（矢田亜希子）は3分以内に済ませてほしいといい、
さらに生徒たちに同席すると言い出します。
キントリが聴取を開始しますが、
沢本が口を出してきて深い話ができませんでした。
母親の春日愛（森尾由美）に話を聞くと、
俊介の成績が1月まではA判定だったが、
塾を休んだりするようになったと話しました。
そこへ沢本がやってきます。
しかし顔も見たくないと毛嫌いする母親でした。
そしてあんな人が担任でなければ、
こんなことにならなかったと怒りをあらわにさせます。
その頃俊介が目を開き診察を受けていました。
改めて生徒から話を聞くと、
沢本は俊介のことをひいきにしていて、
2人で会っていたことが分かりました。
事件の日の授業は既にやっていた相聞歌の授業で、
一番に俊介を指名していたと話します。
事情がありひいきしていたことを話せないという校長や、
母親の態度から沢本の過去を調べます。
沢本の母は過去に殺人を犯し、
その弁護を担当した事務所に俊介の父がいたことで、
事件のことを思い出し、
それに気づいた母親が学校に抗議したといいます。
警察官は身辺調査をされて、
身内に前科者がいれば入れないとは聞いたことがありますが、
教師はその辺りはあまり関係ないのでしょうかね。
責任を取って沢本は学校を辞める決意をします。
真壁は事情聴取に来てくれるなら真相を教えてもいいと話し、
沢本を追い詰めます。
真壁の対応に中田善次郎（大杉漣）が怒り出し、
一対一で話しがしたいと申し出ます。
善さんの作戦により、
沢本が落ちやすいようなシュチュエーションを演出します。
真壁の仮説を聞きついに沢本が話し出します。
俊介が家族旅行に行きたくないと言ったから、
授業中に倒れて仮病を使えばいいと提案したのでした。
そしてみんなを教室の外へ出した後、
薬を飲ませました。
その薬は母が娘を生かすために渡したもので、
耐えきれなくなったらいつでも死ねるように持っていたのです。
頑張っても這い上がれない人の絶望なんか分からないと、
ずっと抱えてきた深い闇を告白しました。
真壁は沢本に俊介は快方に向かうかもしれない状態まで戻っているが、
事件のことを話したくなくて喋らないと話しました。
最後に善さんも父親のことで、
深い悩みを抱えてきたことが明らかになりました。
犯罪を犯すことは絶対にいけませんが、
深い傷を一人で抱えてきた人間のとても切ない第4話でした。
最後にはいつか「愛」という名前を、
好きになれるようにと願う真壁でした。
第5話では、
殺してしまったかもしれないと、
記憶をなくした男が現れます。
空白の2時間と断片的な記憶から被害者が見つからないという、
またもや面白そうな事件が起こります。
ドラマ「緊急取調室」第4話視聴率
第4話の視聴率は、
12.4%で前回と変わらずで、
初回からまだ2桁をキープしています。
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キントリ ドラマ 2017 4話 深い傷から抜け出せない犯行だった感想でした。
