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嫌われる勇気 視聴率 7話感想 アドラー心理学会が放映中止を要望

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2月23日木曜ドラマ「嫌われる勇気」第7話が放送されました。第7話では、アドラー心理学のゴールという共同体感覚に焦点を当てた事件が起こりました。いつも他人のことは関係ないといった態度に見えていた庵堂蘭子(香里奈)でしたが、共同体である仲間を助けるために奔走していたのが印象的でした。

 

 

宇宙全体がひとつの共同体であるという考え方が理解できた第7話感想

 

木曜ドラマ「嫌われる勇気」が、

2017年2月23日(木)に放送されました。

 

2013年発売以来大ベストセラーとなっている、

著書「嫌われる勇気」を原案とした刑事ドラマです。

 

庵堂蘭子(香里奈)の考え方に納得できないと、

大文字哲人(椎名桔平)に相談に来る、

青山年雄(加藤シゲアキ)。

 

嫌われる勇気を持つことは出発点であり、

共同体感覚がアドラー心理学のゴールだと言います。

 

共同体というのは、

家族や職場に限定されたものではなく、

宇宙全体がひとつの共同体であるとアドラーは言っています。

 

なんだか今回は理解するのが難しそうな始まりでした。

 

今回の事件は、

犯人を見たから助けてくれと、

青山に助けを求めてきた男性との出会いから始まりました。

 

男性が持っていたカバンを開けると、

爆弾が仕掛けられているぬいぐるみと、

爆破した映像が入っていました。

 

そして犯人は蘭子と勝負がしたいと、

申し出てクイズが出題されます。

 

時間オーバーや不正解だと、

爆発すると脅されながらも、

順調にクイズを解いていく蘭子。

 

外への手段が断たれた8係でしたが、

村上由稀菜(岡崎沙絵)が持ってきていた、

事件の証拠品が盗聴器付きだったことに気づき、

わざと梶準之助(正名僕蔵)に聞かせて協力を仰ぎます。

 

犯人からの「私は誰でしょう」という、

クイズで手紙が送られてきた場所が、

警察幹部の天下り先だと三宅隆俊(桜田通)が気づきます。

 

そこで実は三宅がキャリアであるとこが分かり、

今まで係長が気を使っていた理由がはっきりしましたね。

 

クイズの答えにもヒントが隠されているはずだと、

考える蘭子は警視庁にアクセスする番号だと気づきます。

 

そしてこの犯人は青山に助けを求めてきた、

男・佐藤太郎(板尾創路)でした。

 

元警察遺失物センターで働いていたが、

辞めてからは誰も自分のことを必要としてないどころか、

覚えられてすらいませんでした。

 

警察以外にどこにも居場所がなかったことに、

やっと気づき忘れられることが許せなくて、

犯行に及んだのだといいます。

 

人は貢献すると見返りを求めたくなってしまいますが、

本当の貢献とは見返りとは無縁の関係であると蘭子が言います。

 

毎日買っていたパンは、

原料を作っている人や配達業者やガソリン代、

さらには作っている人に元気を与えていました。

 

こうやって考えてみると知らず知らずのうちに、

たくさんの貢献をしていることが分かります。

 

アドラーの言う

「すべての他者は私と同じ共同体に属する仲間である。

仲間に囲まれた私はここに居ることを許されている。

ここには私の居場所があり、

私が貢献すべき他者がいる。」

 

これが共同体感覚の考え方なのですね。

 

はじめに言ったように宇宙全体が共同体だとは、

考え方の規模がでかすぎだと思いましたが、

今回もドラマを見ていく中で理解することができました。

 

人にどう思われようが関係ない、

大事なのは自分が他者に貢献していると

実感できていることなのです。

 

第8話では、

犯行現場に残された「六五」の、

意味を調べていきます。

 

凶器には15年前に死んでいる人の指紋が見つかり、

死んだ人間が人を殺したとありえない状況が出てきます。

 

一方蘭子は15年前に蘭子の父親に

何があったのか調べていきます。

 

また青山が血まみれで倒れていましたが、

一体何が起きたのでしょうか。

次回も楽しみです。

 

ドラマ「嫌われる勇気」第7話 視聴率

 

第7話の視聴率は、

6.5%でした。

 

かねてからオファーしていた主題歌を歌う大塚愛さんが、

9話以降のどこかでの出演が決定しました。

 

楽しみですね。

 

日本アドラー心理学会が放映中止を要望

 

日本アドラー心理学会が、

アドラー心理学における一般的な理解とは、

かなり異なっているとして抗議文を出してきました。

 

ドラマの放映中止または脚本の見直しを、

要望していることで話題となっています。

 

「相互理解のための努力」や、

「一致に到達する努力」「意見や信念を分かちあうための努力」の側面を、

放棄しているように見受けられますと指摘していますが、

本当にそうなのでしょうか。

 

提出された抗議文はコチラ。

http://adler.cside.ne.jp/common/pdf/fuji_tv.pdf

 

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