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朝ドラ とと姉ちゃんの感想 第71話 青柳商店が軍の統制下に

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平成28年度前期連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の感想です。

青柳商店が、軍の統制下に入ることになりました。200年続いたという口癖は、もう聞けなくなるのでしょうか。


幼い時から、父親の代わり「とと姉ちゃん」として生きてきた常子の人生を描きます。涙あり、笑いありの感動の朝ドラから学ぶことも多いのではないでしょうか。

いつも「とと姉ちゃん」常子の周りには、助けてくれる人たちがいます。それは、常子の人柄のよさがあるのだと思います。

 

第71話 青柳商店が軍の統制下に

 

朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想です。

第71話では、

青柳商店が軍の統制下に置かれるという、

屈辱を味わうこととなりました。

 

統制下と言えば、

朝ザラ「マッサン」でもありましたよね。

 

マッサンが経営するドウカウイスキーは、

海軍の統制下に入ったため、

戦時中であっても、営業を続けることが出来ました。

 

同様に、青柳商店でも、

陸軍の統制下に入ることで、

200年続いた暖簾を下ろすことなく、

続けられるのかもしれません。

 

しかし、滝子は、

納得出来なかったかもしれませんね。

 

「200年続いた」と言うのが口癖だったのに、

個人営業が禁止されて、統制下に入ることで、

自由な商売が出来なくなることになります。

 

もう一つの選択肢は、

残念ながら「廃業」することです。

 

どちらになるとしても、

滝子の望む選択にはならないのが、

歯がゆかったでしょうね。

 

しかし、心配なのが、

滝子の容態が思わしくないということですね。

 

滝子の目の前では、

「なんでもない。」と言っていた医師ですが、

実は、あんまりよろしくない状態であることが描かれていました。

 

滝子自身は、

自分の死期が近づいているのが、

分かっているのだと思います。

 

神社にお参りに行った君子でしたが、

そこに滝子が現れましたね。

 

君子がお参りした内容は、

きっと滝子の身体を心配してのことだと思いますが、

滝子は、お参りではなく、昔を懐かしむために、

神社に来たとのことです。

 

それも、

雨が降っているのに、

身体は、大丈夫なのかなぁと心配しましたけどね。

 

身体に障らなければ、

良いのですが。

 

そして、

陸軍の工場の裏手にあたる青柳商店を、

事務所として借り上げたいという、

陸軍から通達が来ましたね。

 

なんだか

やりきれない青柳商店の人たちでしたね。

 

軍の統制下に入るのか、

廃業の道を歩むのか

病める滝子に、

非情な決断を迫られるのは見ていて酷でしたね。

 

 

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常子の務める甲東出版も、

政府の意向に沿った出版を余儀なくされていましたね。

 

「出版」という主公卿にも、

軍が介入し、自由な出版もままならない状態に、

常子も悔しがって苛立っていましたね。

 

しかし、

この不自由な時代があったからこそ、

「出版」に力を入れられたのかもしれません。

 

朝ドラ とと姉ちゃん 第71話 青柳商店が軍の統制下に の感想でした。