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朝ドラ とと姉ちゃんの感想 第73話 昭和19年、食料難の日々

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平成28年度前期連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の感想です。

食料事情が悪化している日々。こういうとき、農家は強いですね。自給自足の生活に憧れます。

幼い時から、父親の代わり「とと姉ちゃん」として生きてきた常子の人生を描きます。涙あり、笑いありの感動の朝ドラから学ぶことも多いのではないでしょうか。

いつも「とと姉ちゃん」常子の周りには、助けてくれる人たちがいます。それは、常子の人柄のよさがあるのだと思います。

第73話 昭和19年、食料難の日々

 

朝ドラ「とと姉ちゃん」の感想です。

いつのまにか甲東出版の社長・谷も、

召集されていたんですね。

 

甲東出版に残っているのは、

常子と五反田の2人というありさまでした。

 

何故、谷が召集されて、

五反田は召集されなかったのだろうかと疑問を持ちました。

 

兵役には、

年齢や身長などの要件のほかに、

近視が強いと兵役につけないのもあったため、

召集がなかったのかなぁと思います。

 

しかし、

戦争激化とともに、

要件が緩和されていくので、

ゆくゆくは、五反田にも招集されると思います。

 

細々と営業を続ける常子の勤める甲東出版でしたが、

出版の内容も、戦意高揚の記事ばかりで、

常子も満足の仕事ではありませんでしたね。

 

おまけに紙の支給がないとのことで、

ペラッペラの雑誌になっていましたね。

 

あんな出版物、

誰が買うんだろかとも思いました。

 

第73話の放送開始では、

いきなり戦争の様子が映し出され、

いよいよ戦局が思わしくない状態であることを、

誰もが分かる状況でしたね。

 

戦局が悪化して、

日本の窮地に立たされているというのに、

「日本が負けるわけはない。」と信じていました。

 

しかし、実際には、

米軍は、フィリピンまで迫ってきており、

いつ本土が攻撃されるか不安な日々を送っていました。

 

特に、食料事情が最悪になっており、

昭和19年、食料難の日々が続いていましたね。

 

常子と鞠子も、

何とか食料を物々交換で入手しようと、

郊外まで行って、農家に頼みます。

 

しかし、どこの家庭も考えることは同じで、

すでに物々交換をしていました。

 

すでに農家は、

着物などはと交換済みで、

常子と鞠子の持参した品物は、

必要としていませんでした。

 

しかし、

ある農家で必要だった物がありました。

 

それは、

子供が遊ぶおもちゃでしたね。

 

美子が大切に保管していた「おままごとの道具」を思いつきますが、

美子にとっては、滝子からもらった思い出の宝物だったのですね。

 

美子も、食料を半分にするから、

「おままごとの道具」を手放したくないと言いいましたが、

最終的には、「おままごとの道具」を手放す決心をします。

 

子供の遊んだ「おままごとの道具」まで犠牲にしなければ、

乗れ切れないほどの食料事情が悪かったのですかね。

 

こういう時は、

自らの手で食料を作る「農家」って強いですよね。

 

日本の自給率が低下している中、

「農家」の応援をしないといけないなぁと感じました。

 

おまけに、

夜遅くまで見周りを行う隣組の組長さん。

ご苦労様です。

 

戦地に息子が行っているのが原因なのか、

ちょっと笑うだけで、怒らないで欲しいです。

 

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73話 昭和19年、食料難の日々でした。